ジェットエンジンが建物内を動き回る…? JAL&JJPの格納庫見学が秘蔵映像続出だった
ジェットスターのVTRも貴重なシーン出現
一方、ジェットスター・ジャパンでは、同社の機体からエンジンを取り外すレアな整備作業シーンを公開しました。その後同社では、飛行機の地上支援業務「グランドハンドリング」にスポットをあて、機体のタイヤに窒素を注入のするシーンのほか、出発時に車両を用いて機体をバックさせ、所定の位置まで連れて行く「プッシュバック」の裏側などを放映しています。
今回の企画は異業種連携による働き方改革推進コミュニティ「MINDS」がリモート社会科見学を企画立案。企画実施に向けて「MINDS」運営事務局を務めるマイクロソフトよりJALが提案を受けたことから、JALグループ内の社内ベンチャー「W-PIT」が企画を実現し、2020年に羽田整備工場での「リモート社会科見学」を開催。この取り組みに共感したジェットスターとJALの社内ベンチャーチーム「W-PIT」が協力することで、今回の企画が実現したとのことです。
JALとジェットスターの2社の企画者は、「普段ではお見せできないところをお見せする、といったコンセプトで企画を進めました」と今回の「リモート社会科見学」について話します。
JALの担当者は「エンジンの試運転の現場を見ることは、本当にごく限られています。偶然にもこのシーンと撮影日が重なったことで、お客様に見せることができました。その意味でも本当によかったのではと思います」、ジェットスターの担当者は「エンジンの取り外しもそうですし、格納庫で2社の機体を並べたシーンも、なかなか見られない光景だったのでは」と、今回の見どころについて説明しました。
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