ウィラーの超ローカル交通「mobi」渋谷に登場 住民も熱視線「送迎から開放される」

導入予定自治体、教えてくれました!

 サービスの裏側についても説明します。

 現状、渋谷エリアで設定されている乗降地は200か所以上。おおよそ200mごとに1か所設定されており、アプリの地図では「東急プラザ前」など名称がつけられています。

 今後は利用者の要望に応じて順次、増やしていきたいといいますが、「どこでも」というわけにはいきません。1か所ずつ、警察とも協議をしたうえで、安全に停車できる場所を設定していくそうです。

 また「mobi」のサービスにおいてウィラーはアプリを提供する立場で、実際の運行を担うのは地域のタクシーやバス事業者です。渋谷エリアでは現在、MKタクシー(エムケイ)のハイヤー(アルファード)が使われています。

 運行の免許もMKが取得しており、当面は同社をパートナーとしてサービスを展開することとなりますが、もちろん他社がウィラーのアプリを使って参入することもあり得るそうです。

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乗降ポイントはエリア内で200か所以上設定されている(中島洋平撮影)。

 ウィラーによると、「すでに多くの地域から導入へのお声掛けをいただいている」とのこと。1か所だけ、導入予定の自治体も教えてくれました。同社が「イケバス」も運行している東京都豊島区で、2021年内にも「mobi」を展開予定だそうです。

【了】

【説明するより…】「mobi」どんなものか画像でサクッとチェック!

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コメント

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1件のコメント

  1. 200世帯集めたといっても、店舗会員40というのは個人会員の4.4倍のボリュームになるわけで、200世帯は45店舗会員分。もし仮に店舗会員が一つも集まってないというならば、約半分ちょっとの金が集まったということになりますな。
    しかも、金が入り始めるのは1か月後、満額もらえるのは3か月後。成績によってはさらに減りますが。