銚子電鉄、こんどは「サビ止め塗料」発売 サビも業績も赤→黒に?

やはり鉄道存続への願いが込められています。

デハ801の修復にも活躍

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銚子電鉄が販売する「サビキラーPRO ボロピカEX」(画像:銚子電気鉄道)。

 銚子電鉄は2021年7月5日(月)、鉄製品の腐食に効果的なサビ転換塗料「サビキラーPRO ボロピカEX」を販売開始しました。

 この塗料には、鉄製品の赤サビを黒サビに転換しサビの進行を止める効果があります。株式会社BAN-ZIが製造し、2017年に実施されたデハ801電車の車両修復においても使用されました。鉄道車両だけでなく自動車やトタン屋根、配管のサビ止めにも効果的とのことです。

 銚子電鉄は「ボロボロなものをピカピカに」し、「経営危機の中でなんとか鉄道を存続(EXIST)させたい」という想いから「ボロピカEX」と命名したとのことです。また、赤サビを黒サビに転換するという商品の発売には、銚子電鉄そのものの経営状況を赤字から黒字に転換したい、という願いも込められているといいます。

【了】

【ボロボロ→ピカピカになったデハ801】

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1件のコメント

  1. 水性塗料ですかね?