輸送力2倍の連節バス、北九州地区に3路線目導入へ 小倉~恒見間 西鉄バス
路線再編により、周辺路線とのアクセスも向上されます。
小倉から南方面へもBRT導入
西鉄バスは2021年7月6日(火)、北九州地区で運行されている連節バスについて、31日(土)から新たに3台を増備し、小倉~恒見(つねみ)間の路線へ新規導入することを発表しました。
西鉄バスが北九州地区で連節バスを導入するのは、小倉~黒崎間と小倉~戸畑間に続いて3路線目となります。
今回新たに導入される路線は「特快10番」系統で、途中、安部山入口と寺迫口の2か所の結節停留所を経由し、それぞれ周辺地区へのバス路線と連絡します。JR日豊本線と競合する小倉駅~城野駅~下曽根駅(寺迫口バス停)を中心に急行運転が行われ、同区間の速達性が向上します。
連節バスの運行は1日12往復で、運賃は通常のバスと同額となり、恒見営業所から小倉駅バスセンター、砂津まで全線乗り通した場合410円となります。
導入される3台の連節バスは、他路線で運行中の車両と同じメルセデス・ベンツの「シターロG」です。
1台で2台分の輸送力を持つ連節バスの導入は、同社と北九州市が共同で進める「拠点間BRT」事業の一環です。これは連節バスの導入や、わかりやすい停留所の整備、路線バスとの乗継強化などのほか、定時性と速達性を向上させる専用走行空間を備えた、ひとつの運行システムとのこと。人口減少社会に対応し、バス路線の再編や効率化などを目的としたものです。
【了】
輸送力は倍、だけど便数は半分。。。大量輸送の目的だった連接バスがまさか便数削減のために活用されることになるとは。。。ちょっと複雑だけど乗ってみたいという楽しみは増えた。でも便数が少なすぎて不便になるということだけは避けて頂きたい。