横須賀~北九州の東京九州フェリーに乗った 洋上BBQは新感覚! 船内使い倒しの21時間
そもそもアクセスは?
横須賀、北九州それぞれ寄港地周辺は見どころもあります。
●横須賀新港
・鉄道:京急 横須賀中央駅から1.2km、徒歩約15分
・自家用車:横浜横須賀道路 横須賀ICから5.2km、約15分(本町山中有料道路 本町出口からは1.8km)
出港時刻は、2000年代に存在した横須賀(久里浜)~大分航路「シャトル・ハイウェイライン」の23時10分発より少し遅めですが、駅から港までの距離は久里浜時代より格段に近く、京急本線なら品川を21時過ぎ、横浜なら22時頃に出ても十分に間に合います。
また現在は感染症の影響でひっそりしていますが、本来であれば横須賀は「夕方・夜の過ごし方を選べる」のが町の魅力でもあり、早めに横須賀入りするのも良いでしょう。三笠公園の夕映えを眺めて、1杯飲み屋からジャズバーまで選択肢が幅広い「ドブ板通り」などを巡れば時間はあっという間に過ぎます。なお、フェリーターミナルや併設レストランは20時から営業しているので、そちらでも時間をつぶせます。
自動車で港へ向かう人には、横浜横須賀道路と新港エリアに近い市街地までを結ぶ「本町山中有料道路」が2022年4月から無料化されるため、それ以降はさらに足を運びやすくなるでしょう。
●新門司港
・シャトルバス:小倉駅北口、門司駅よりシャトルバス
・自家用車:九州道 門司ICより6.8km、約15分(上りのみの新門司ICからの下車も可能)
九州側のターミナルである新門司港は、阪九フェリー、名門大洋フェリーなども発着しますが、東京九州フェリーのターミナルはそれら乗船場からさらに1kmほど離れています。このエリア自体がバスや鉄道から極端に遠い(最寄りの西鉄バス・畑バス停からでも2km前後)ことから、クルマやシャトルバスの利用が現実的です。
クルマやバイクで乗船する場合、門司周辺には時間を潰せそうなお店やライダーハウスもあります。時間が合えば、フェリー関係者が多く利用し、全体的にボリューミーなことで知られる「お食事処・まりん」(阪九フェリーターミナル付近)や、東京九州フェリーのターミナル横にある陸続きの「津村島」に寄るのも良いでしょう。ここでは満潮になると島の中心部に水が流れ込むという、変わった自然現象が見られます。
なお港近くの交差点近辺では、各社のフェリー下船時間に合わせた検問が最近とても多いことを補足します。
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