実現なるか「ラウンド・アバウトみたいな円形滑走路」何がメリット? 海外で研究中
機内の人から見るとどのような違いがある?
パイロットの負担から見ても、直線の滑走路の方が好ましいといえるでしょう。離着陸は「魔の11分間(critical 11 minutes)」といわれるように、その作業量も、精神的なプレッシャーも最も大きくなる場面です。オランダの案では、滑走路が円の内側に向かって傾斜が付いており、離着陸はできるとのことですが、もしこのなかで滑走路が傾いている、降りても曲がっているとなると、そのぶんパイロットの作業量やプレッシャーが増えることになります。その面においても、直線進入に軍配が上がるでしょう。
また乗客から見ても、滑走路が直線であれば、シップを傾ける必要がないため、乗り心地や快適性も確保されます。
とはいえオランダの研究は、環境への影響や騒音抑制にメリットもあり、実用化されれば革新的な内容となることは間違いありません。運航についても、もしかすると今後ますますAI(人工知能)などが発達して、より効率的で、これまで以上に安全な方法が実現し、これまでの運航の方式に革命が起きるのかもしれません。
現実として、航空業界に携わる方々は、これまでにも従来の概念が覆るような運航技術を数多く生み出してきました。ただ、筆者個人的には、最後に命を預けるのはパイロットと航空管制官でありたいものです。
【了】
実施問題、何度辺りまで操縦桿(ハンドル)を切って離陸、着陸ができるかだろうな。
ほぼ直線でないと浮力のバランスが崩れて飛ばないとなると途方な面積が必要だろうし、そうなると”普通の滑走路を増やせばいいんじゃない?”というオチになるのでは?
こんな滑走路を容認できるパイロットなんかいるの?ゲームですら直線じゃないとこへの着陸なんかしたくないのに
水平で平坦なところに着地するのと傾斜して婉曲してるとこに着地するのは遥かに難易度が違うと思うんだけど
コースアウト!前脚折損!その空港は利用したくない。
ただの円形だと着陸に難がありそうだけど、円の接線に直線の短い誘導用の滑走路を付け足せば、案外うまくいくかもしれない。
風向きを考えて、45度毎に8本付け足せば、滑走路番号を付けることが可能で、着陸便を誘導しやすくなるだろうと思うな。場合によっては、誘導灯だけでもいけそう。