羽田空港に実在 「冷房ないのにやけに涼しい搭乗橋」 仕組みは? 脱炭素にも効果バツグン!

一般的に冷房がないことから、搭乗や降機の際暑さに見舞われることの多い「搭乗橋」ですが、羽田空港の一部には、「冷房を使わずに涼しさをキープできる」ものが存在します。どういった仕組みでどこにあるのでしょうか。羽田空港の運営会社に聞きました。

実は羽田だけじゃない?「ラディクール」PBB

 日本空港ビルデングでは、この素材販売における代理店の役割も担っているとのこと。担当者は「羽田空港のほか、山形、庄内空港でもこの素材を用いたボーディングブリッジが採用されているほか、10空港で導入に向け好感触を得ています。また病院や学校さんなど、空港以外の施設でも導入が進んでいます」と、現在のラディクール素材の普及状況を話します。

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左からJALの清水新一郎副社長、京急の原田一之社長、日本空港ビルデングの横田信秋社長(2021年8月2日、乗りものニュース編集部撮影)。

 日本空港ビルデングの横田信秋代表取締役社長によると、羽田空港の同社管理施設では、「年間12万トンの二酸化炭素排出量があり、そのうち70%が電気によるもの」とのこと。「ラディクール」を用いた空港施設のほか、LED照明の導入や自然採光の取り入れ、空調設備の効率化、太陽光発電の導入などで、二酸化炭素排出量の削減に励んでいます。

 航空事業においては「2050年の脱炭素社会」に向け、日本空港ビルデングだけではなく、航空会社や鉄道事業者が一体となって取り組みを進めています。

 羽田空港に乗り入れる京急では、空港線で使用される鉄道運転用電力量を再生可能エネルギーに置き換え運行します。また、同空港を拠点とするJALでは、二酸化炭素排出量が従来機(ボーイング777)より15%~25%ほど少ないエアバスA350など、エコな最新旅客機の導入を進めるほか、運航や機内サービスの工夫、SAF(持続可能な航空燃料)の活用などを進めていくとしています。

【了】

※一部修正しました(8月3日18時35分)。

【地図】羽田空港の「冷房なしで涼しい搭乗橋」どこにあるの?

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