南海高師浜線代行バス 8月に1日27本増発 スポーツ大会の開催日にあわせ

バスだからこそ可能な柔軟対応でしょう。

多客時にあわせた臨時増便

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羽衣駅を発着する代行輸送前の南海高師浜線(乗りものニュース編集部撮影)。

 南海電気鉄道は2021年8月3日(火)、南海高師浜線の代行バスについて、沿線でのスポーツ大会の開催による利用客の増加を見込み、8月中の特定の13日間、1日あたり27便増発すると発表しました。

 大阪府高石市の大阪府立臨海スポーツセンターでは、8月8日(日)から大阪高等学校体育連盟バドミントン専門部の大会日程が行われる予定です(選手や大会関係者のみ現地参加)。それに合わせ、前日の7日(土)から22日(日)までのうち13日間、代行バスの増発が行われます。増発される便数は、羽衣駅発が8時台から12時台までで計14便、高師浜発が12時台から15時台までで計13便です。

 なお、高師浜線代行バスの終着駅・高師浜駅は、大会会場となる臨海スポーツセンターの敷地内に設置されており、文字通りの最寄り駅となっています。

 南海高師浜線は、高石市における羽衣駅周辺の連続立体交差事業に伴い、2021年5月22日から約3年間の予定で、列車による輸送を休止し、バス代行輸送となっています。

 鉄道輸送時は2200系電車を中心に2両編成で運転していましたが、バス代行輸送は南海バスの一般路線用のバス車両が使用されているため、1便あたりの輸送力は低下しています。多客時にその輸送力を補うため、バス輸送の強みを活かして増発という形になった格好です。

【了】

【「高師浜線代行バス」運行ルートと増発ダイヤ】

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コメント

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1件のコメント

  1. 原状のまま高架化するということなんだろうけど、バスで済む程度なのに南海はよく廃止に踏みきらなかったね。