韓国 初の国産潜水艦「トサンアンチャンホ」就役前に動画公開 建造中のシーンも

21世紀における亀甲船の復活とも説明しています。

艦番号「SS083」初めて独自開発した潜水艦

 韓国防衛事業庁は2021年8月4日(水)、就役間近にある最新潜水艦「島山安昌浩(トサンアンチャンホ)」の公式動画を公開しました。

「島山安昌浩」は、韓国が建造中の次世代潜水艦の1番艦で、排水量は3300トン、長さは83mあり、ディーゼルエンジンと燃料電池によって推進する通常動力型潜水艦です。

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韓国の新型潜水艦「島山安昌浩(トサンアンチャンホ)」。2018年9月14日に進水している(画像:韓国防衛事業庁)。

 公式動画における説明では、韓国が初めて独自に設計・建造した潜水艦で、国産化率は76%に達するとのこと。また初めて排水量3000トンを越える潜水艦で、戦闘システムやソナーシステム、推進システムなどの主要機器は国内開発だといいます。

 同艦は2007(平成19)年に開発に着手、2012(平成24)年に建造をスタートし、2018年9月14日に進水しており、韓国防衛事業庁によると2021年8月に就役する予定だそうです。

 また動画では、艦内配管の長さは延べ85km、部品数は計158万5213個、組立工数は187万3264M/Hr(マンアワー)であり、総参加企業は387社、研究所も18か所が関わっていると明記しているほか、ドイツの潜水艦建造技術を学んだ韓国が、わずか30年で独自建造にまで至った世界トップクラスの潜水艦であり、誰もが不可能だと考えたものの、我々は挑戦に成功したと解説しています。

【了】

【写真】頭だけ出して航行する「トサンアンチャンホ」

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コメント

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1件のコメント

  1. 艦体に吸音タイルが貼られてるの?そう見えないけど。
    今まで韓国が建造にかかわってきた潜水艦まともに動いてないよね。
    燃料電池の不良問題も解決してないのに、ほとんどの軍事関係者はある意味またどんな問題でるか興味津々だよね。