「ラ・マル しまなみ」10~11月に三原まで延長運転 広島行き観光クルーザーに接続

岡山~広島を海路と陸路で縦断できます。

アートとともに瀬戸内の旅を楽しむ列車

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岡山県内・瀬戸内エリアで運行される観光列車「ラ・マル・ド・ボァ」(画像:JR西日本)。

 JR西日本は2021年8月18日(水)、岡山県内・瀬戸内エリアで土日を中心に運行される観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」の運転計画を発表しました。

 観光列車「ラ・マル・ド・ボァ」は「期待を膨らませて計画し、旅支度をする特別な時間を楽しむ列車」がコンセプト。213系電車を改造したもので、解体することなく自転車を積み込める「サイクルスペース」が車内に用意(一部区間と列車をのぞく)されているほか、数々のアート作家による作品も楽しめます。サービスカウンターでは、地域の特産品とコラボしたグッズ、飲料などの販売も行われます。

 本年の秋・冬の運転では、岡山~尾道間で運転される「ラ・マル しまなみ」が三原まで延長運転されます。三原では三原港と広島港を結ぶ観光型高速クルーザー「SEA SPICA(シースピカ)」に接続。広島、岡山どちらを起点としても、船と鉄道を乗り継いだ旅行ができるようになっています。

 あわせて、従来の「ラ・マル せとうち」(岡山~宇野方面)、「ラ・マル ことひら」(岡山~琴平方面)のほか、7月から新たに運行開始した「ラ・マル 備前長船」(岡山~日生)の計3列車も運転されます。

 4列車とも、乗車には乗車券のほかに普通車グリーン券が必要となります。「青春18きっぷ」は利用できず、別途乗車券の購入が必要です。なお、「備前長船」「ことひら」ではサイクルスペースは使用できず、一般的な輪行が必要です。

【了】

【各列車の運転区間、運転日とダイヤ】

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