海自ヘリ空母「いせ」 英空母「クイーン・エリザベス」らと4か国共同訓練を実施
海自の護衛艦に陸自の戦闘ヘリコプターも。
太平洋上で各国の大型艦が共同演習
イギリス空母打撃群「CSG21」は2021年8月24日(火)、海上自衛隊の護衛艦およびアメリカ海軍の揚陸艦などと共同訓練を行ったことを明らかにしました。
この訓練は「ノーブル・ユニオン」と名付けられたもので、各艦の相互運用性の構築と、イギリス空母「クイーン・エリザベス」の運用の柔軟性に関するデモンストレーションの実施が含まれているといいます。
CSG21は、空母「クイーン・エリザベス」を中心とした艦隊で、アメリカ海軍のイージス駆逐艦1隻、オランダ海軍のフリゲート1隻を含む8隻の水上艦が随伴しています。
今回の訓練には、CSG21を構成する艦のほかに、海上自衛隊からヘリコプター搭載護衛艦「いせ」、汎用護衛艦「あさひ」、アメリカ海軍から強襲揚陸艦「アメリカ」、ドック型輸送揚陸艦「ニューオーリンズ」が参加しています。イギリス海軍が発表した写真のなかには、全通甲板型の形状を有する「いせ」「クイーン・エリザベス」「アメリカ」の3隻が並走するシーンも含まれていました。
なお、護衛艦「いせ」の甲板の上には、CH-47JA「チヌーク」輸送ヘリコプターやAH-64D「アパッチ」戦闘ヘリコプターなども確認できることから、陸上自衛隊の部隊も訓練に参加しているようです。
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