サンルーフや車内イルミネーションは不要!? 「クルマの機能・装置でいらないもの」ランキング

あっても使わない? そんなクルマの装備の数々。

マイカー所有者1000人が回答

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クルマのサンルーフ(画像:写真AC)。

 ソニー損害保険(ソニー損保)が、自家用車を所有し、月1回以上運転する18~59歳の男女1000人を対象に「全国カーライフ実態調査」を実施。2021年8月、その結果を発表しました。

 クルマの機能・装置でいらないと思うものを聞いたところ(複数回答可)、一番割合の高かったものは「車内イルミネーション機能」で31.2%でした。

 続いて、「サンルーフ」24.0%、「パワーシートメモリー機能(自分のシートポジションが登録でき、自動でシートポジションを調整できる機能)」17.9%、「後部座席用モニター」16.4%、「ウェルカムランプ」16.1%、「ヒーティングシート」「アイドリングストップ機能」いずれも15.4%、「CD/DVDプレイヤー」13.3%、「駐車支援機能(パーキングアシスト機能)」「オートライト機能」いずれも10.1%――という結果になっています。

 上位10項目を男女別にみると、「車内イルミネーション機能」を除く9項目すべてで、女性より男性の方が「いらない」と回答した割合が高くなっています。特に「アイドリングストップ機能」は男性22.6%に対し、女性は8.2%で傾向が顕著になっています。

 なお、安全運転支援機能についてもアンケートを実施。搭載率(「すでに付いている」と回答した人の割合)をみると、多い順に「ドライブレコーダー」43.0%、「自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」31.4%、「車線逸脱防止支援システム」32.1%、「定速走行・車間距離制御装置/ACC(アダプティブクルーズコントロール)」22.1%、「死角検知機能」16.8%、「歩行者用エアバッグ」9.0%でした。

 2020年の調査結果と比較すると、「自動ブレーキ」の搭載率は5.3ポイント上昇(2020年26.1%から2021年31.4%)、「ドライブレコーダー」の搭載率は11.1ポイントの大幅上昇(2020年31.9%から2021年43.0%)となりました。

「付けたいと思う」と答えた人の割合は、多い順に「死角検知機能」57.7%、「自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」48.6%、「ドライブレコーダー」46.1%、、「定速走行・車間距離制御装置/ACC」44.0%、「歩行者用エアバッグ」43.8%という結果でした。

 調査は、2021年7月5日から8日までインターネットで実施。自家用車を所有し月に1回以上クルマを運転する18歳から59歳まで男女1000人(10代・20代、30代、40代、50代、男女各125人)が回答しています。

【了】

調査結果をグラフで見る(27枚)

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コメント

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2件のコメント

  1. サンルーフ付きの車、計20年30万キロほど乗ったけど、
    フルオープンにすることはほとんど無かったけど、
    チルトアップは常用してた。
    チルトアップしたサンルーフは気持ち良く風が通る快適装備だよ。
    私の場合、チルトアップの換気が使用目的だから、
    大きなグラスルーフは要らない。
    次に買う車も、前席の上をくり抜いただけのチルトアップサンルーフ付きの車が欲しい。

  2. 寒冷地なんかでは、エアコンだけではなくヒーティングシートがあるとかなり快適です。