東京の地下廃駅 京成「旧博物館動物園駅」に独占潜入 中にいたのは…ウサギ?【前編】

上野の山の地下にある廃駅、京成線の旧博物館動物園駅を独占取材。イベントでも開かれないホームへ通じる扉の先には、ある巨大な動物がいました。

下りた先には巨大ウサギ&「きっぷうりば」…???

 ホーム階に降りると、まず目に飛び込んでくるのは、人の背よりも遥かに大きな「ウサギ」です。頭を逆さにした逆立ちのような恰好をしています。これは「アナウサギ」のオブジェとのこと。

「上野の界隈でイベントがあった際に作られたものです。

このアナウサギは現在も地下へ穴を掘っている最中です」(香取駅長)

 旧博物館動物園駅は、2018年に東京都の歴史建造物に選定されて以降、一般公開が行われるようになりました。このオブジェは、一般公開記念のイベントで作られたアート作品。電車の車窓から目につくので、事情を知らないと、ちょっと驚くかもしれません。

 そのウサギの横には、「きっぷうりば」の文字が掲げられたブースがあります。もちろん、先ほどのコンコース階のきっぷ売り場とは別のものです。

「晩年は駅に停車する列車本数が減り、ひとり勤務の駅になりました。駅員がここできっぷを販売し、すぐ横の改札ラッチに立って、改札業務も行っていたのです」(香取駅長)

 4両編成までしか停車できないため、それより長い編成の列車は当駅を通過していました。きっぷうりばのブースの中に入ってみると、当時の放送機器やポスター類、時刻表などがそのまま残されており、この小さなブースが駅業務の拠点だったことが伺えます。

【後編】ではいよいよ、旧博物館動物園駅のホームを探索します。

【了】

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