都内の地下に眠る駅5選 車窓から遺構が見える? 各駅の歴史 イベントに活用する例も

使われなくなった駅やホームは、地上にあれば容易に目につくこともありますが、地下にあれば暗さもあり、なかなか気づかないかもしれません。東京都内の地下で眠りにつくことになった駅やホームには、どんな歴史があるのでしょうか。

東京高速鉄道と東京地下鉄道が出会った新橋駅

 東京都内の地下には、すでに使われなくなった駅やホームの遺構が残されています。しかし、そばを通過したとしてもホーム上の照明などは消えているため、その存在はなかなか気づきにくいかもしれません。それらのなかから5つを紹介します。

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銀座線の新橋駅にある「幻のホーム」(2015年3月、草町義和撮影)。

銀座線 新橋駅(港区)

 東京メトロ銀座線の新橋駅(港区)には、「幻のホーム」と呼ばれている場所があります。現在のホームから渋谷寄りのトンネル内に位置していますが、一般客は立ち入れず、現在は車両の留置場などとして活用されています。

 この遺構はいまの銀座線が、かつて東京高速鉄道と東京地下鉄道という別々の会社によって運営されていたころの名残です。

 1934(昭和9)年6月、浅草側から路線を延長してきた東京地下鉄道が新橋駅を開業、ホームは2020年現在も使われています。一方、渋谷側から来た東京高速鉄道は東京地下鉄道へ直通しようとしますが工事が遅れ、新橋駅の手前で折り返し線として工事中だったホームを使い、1939(昭和14)年1月に駅を開業しました。

 その後の1939(昭和14)年9月、両社は直通運転を開始。新橋駅は東京地下鉄道のものが使われることになったため、東京高速鉄道の新橋駅は約8か月間の使用に終わり、「幻のホーム」となりました。

【写真】「新線」でない京王線の初台駅 かつての様子

 
    
 
    

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