ターボプロップ機は「ATR42」の独壇場となるのか? 5年で国内地域航空の主力機に 今後の戦略は

かつて大小さまざまなターボプロップ旅客機が行き交ってきた日本では、ここ5年で大きな変化を見せています。国内の地域航空会社において、ATR社の「ATR42シリーズ」の導入が相次いでいるのです。どのような強みがあり、今後の予想はどうなのか――同社の経営陣が話しました。

ATR42の最新ラインナップ、導入したらどうなるのか

 先述の短距離離着陸対応タイプ「ATR 42-600S」は設計が完了し、2025年に就航予定。この機は、800mの滑走路で離着陸ができることがうたわれています。国内で採用されれば、礼文(北海道)や、佐渡(新潟県)といった空港にも定期便が就航できるとしています。

Large 20210915 01
オンライン会見を行うATRの経営陣。右がステファノ・ボルトリCEO(会見のスクリーンショットより)。

 また、2020年にデビューした貨物専用機「ATR72-600F」についても、日本市場にマッチすると、同社はアピールします。ATRは「現在インターネットを通じた通販(Eコーマス)は成長を続けているものの、ドライバーが不足している」と国内市場を分析しており、同機は「遠隔地でも高速の物流ネットワークを提供できる理想的なモデル」だそうです。

 ステファノ・ボルトリCEOは日本を「重要に思っている」としたうえ、新機材のアピールを続けるほか、「お客さま(航空会社)に対していいカスタマーサポートを提供して、寿命まで使っていただく」と話しました。

【了】

※一部修正しました(9月17日11時14分)。

【コクピットは意外とクラシカル?】写真でササッと見る「ATR42シリーズ」とは

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス