ヤマハ自ら“至宝”と呼ぶ最強マシン「VMAX」何がスゴかったのか 共通点に「醤油と電車とJRA」?

1985(昭和60)年に登場し、そのパワフルな走りと姿で一斉を風靡したヤマハのバイク「VMAX」には数々の逸話があります。設計段階から販売終了まで、どのようなドラマがあったのでしょうか。

「馬力は出せるだけ出してくれ!」

 ちなみにVMAXは先述のとおり、北米向けに開発されていたため、設計段階で現地の声を多く取り入れることになりました。

 設計にあたり、日本の開発陣はアメリカチームに「何馬力くらいで作る?」という相談を持ちかけました。アメリカチームの答えは「出せるだけ!」。開発チームはその声をうけ、1気筒に2つのキャブレターを連結させたツインキャブにすることで145馬力という前代未聞のハイパワーを引き出すことに成功。多くのライダーにフル加速を躊躇わせたと言われる唯一無二のエンジンは、こうして生まれたのです。

※ ※ ※

「VMAXはヤマハの至宝であり財産。ヤマハのモノ創りの精神である人機官能の象徴です。走る、見る、触れる。そのすべての瞬間にまだ出会ったことのない感動をお届けしたい。VMAX、その細部にヤマハが宿る」

 ヤマハが2014(平成26)年11月に公式Twitter上で発したメッセージ。その思い入れの強さをうかがわせます。それだけに、2017年の突然の販売終了のニュースは、ファンにとって驚きでした。

 2008年のフルモデルチェンジも、世界的な排ガス規定を切り抜けて「VMAX」ブランドの生き残りを遂げたものでした。生産が終了して4年が経過したVMAXですが、ふたたび復活し3代目が誕生する時を心待ちにするファンの声も多く見られます。

【了】

【見るからにパワフル!名車「VMAX」を写真でじっくり見る】

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1件のコメント

  1. 初代Vmaxのデザインは、一條厚さんの手によるものです。

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