豪雨で被災の逗子IC 9月末に暫定開通へ 約3か月ぶり 横浜横須賀道路

横横道から逗葉新道も利用できなくなっていました。

ランプの法面崩落から3か月ぶり復活

 NEXCO東日本関東支社は2021年9月14日(火)、「第2回 横浜横須賀道路 逗子IC災害復旧に関する検討委員会」を開催。その結果を踏まえ、大雨の影響で7月3日から不通となっている同ICについて、9月末を目途に暫定的に利用再開する見込みになったと15日に発表しました。

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不通となっている逗子IC(乗りものニュース編集部撮影)。

 逗子ICはランプ部の法面が長さ40mにわたって崩落し不通に(緊急車両は通行可)。逗子ICから葉山町までを結ぶ逗葉新道(神奈川県道路公社)と横横道の連絡もできなくなっています。なお、崩落には一般車1台が巻き込まれています。

 ランプのすぐ上まで住宅地になっていることから、安全確保に時間を要することが7月の時点で発表されていました。

 今回の会議では、暫定運用にあたり、滑落崖直上の市道部に抑止工を施工し、安全を確保するとともに、車線と法面の間には防護工を設置、さらに現地の動態観測を継続する方針が示されました。また本復旧にあたって、さらに安定的な構造を施すことなども確認されています。

【了】

【写真】逗子IC 崩落後の状況

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