重責担う「新大阪の最寄りIC」工事進む 阪神高速「淀川左岸線」のいま 前倒し開通なるか

大阪市と阪神高速道路が建設を進めている「淀川左岸線」のうち、新御堂筋に接続する豊崎ICの工事が進捗しています。新大阪からすぐの立地にできるICにより、周辺は大きく変わりそうです。

万博までに前倒し開通アリ?

 2期区間の開通は2026年度末が予定されていますが、国土交通省は2021年8月、大阪の湾岸部で2025年に開催される万博に向け、前倒しで整備することを表明しています。万博開催時に新大阪駅、大阪駅から万博会場までのシャトルバスルートとして暫定利用する構えです。

 さらに、新大阪駅には2037年頃、リニア中央新幹線が乗り入れる予定です。これを見据え、新大阪駅から十三駅や淡路駅周辺を含めた大きな範囲での再開発が計画されています。

 このなかで、新大阪駅は「日本屈指の一大広域交通ターミナル」となるべく、高速バスターミナルが整備される予定。鉄道の乗り換えだけでなく、大阪のなかでも便利な高速道路アクセスを望めることから、大阪圏はもちろん、西日本における交通の拠点として整備される見込みです。

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豊崎ICの杭基礎工事の様子(画像:阪神高速道路)。

 なお、豊崎ICから東、近畿道に接続する門真JCTまでの区間「淀川左岸線延伸部」も地下トンネル主体で整備される計画です。既存市街地を通過することから、一部区間は地下40mより深い「大深度地下」で計画されています。

 阪神高速道路によると「延伸部」の工事進捗は2021年10月現在、豊崎IC部のほか、本線についても工事着手に向け支障物撤去工事を進めているとのこと。この区間が開通すれば、淀川左岸線は2020年に全線開通した阪神高速6号大和川線や、4・5号湾岸線、近畿道などとともに、大阪市の近郊を取り囲む環状道路「大阪都市再生道路」を形成することとなります。

【了】

【画像】淀川左岸線のルート/整備効果を画像で見る

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