大雨で被災の飯田線 11月中旬に全線再開へ 伊那新町~辰野が復旧めど

残る2駅分、2.3kmがまもなく復旧見込みです。

橋梁等の損傷により運休、バス代行輸送中

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飯田線・宮木~辰野間の横川橋梁で発生した橋脚損傷(画像:JR東海)。

 JR東海は2021年10月15日(金)、8月の大雨で被災し運休が続く飯田線の伊那新町~辰野間について、11月中旬に運転再開見込みであると発表しました。この区間の復旧をもって飯田線は全線運転再開となります。

 飯田線では8月11日から全国的に続いた大雨の影響で、本長篠駅では線路設備の変状が、宮木~辰野間では橋りょうの橋脚等の損傷が発生。天竜川沿いの山岳区間を含む大海~平岡間の65.9kmと、伊那松島~辰野間が運休しました。8月23日に大部分が復旧し、残る運休区間は伊那新町~辰野間を残すのみとなっていました。

 現在、伊那新町~辰野間ではバス代行輸送を実施中です。

 飯田線では昨年2020年7月5日にも大雨の影響で一部が運休、約3ヶ月後の9月28日に全線再開となっています。

【了】

【飯田線の運行状況】

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