参加費3980円はコスパ良い? ANAの「酒造オンラインツアー」を見る 宮崎・姫泉酒造が舞台
事前にいっぱいお酒が来ます。ドゥフフ!
双方向のコミュニケーションも
ANA(全日空)グループのANAあきんどとANA Xが2021年10月23日(土)、宮崎県の北部に位置する日之影町にある酒造、姫泉酒造を舞台としたオンラインツアー「姫泉酒造オンラインツアー こんげふりぃ蔵が残っちょるっちゃき、見に来んけ!~守り続ける伝統の酒蔵 190年のものがたり~」を開催しました。このオンラインツアーには、38名が参加しています。
姫泉酒造は天保2年創業の老舗。ツアーは、事前に同酒造がセレクトした焼酎などが手元に届き、それを飲みながら、1時間半の配信に参加するというものです。ガイドはおもにANAグループ社員と、同酒造の姫野建夫社長。酒蔵内部のオンライン見学を通じて、焼酎についての理解を深め、地域の魅力を発信することが目的としています。
配信では、いわゆる双方向のコミュニケーションが取れることも主眼に置かれます。配信中は常に参加者からのチャットを受け付けており、質問が来るごとにガイドがリアルタイムに答えます。「実際の現場を見て感じたことについて、リアルな感想が来るのでやりやすかった」(姫野社長)「リアルタイムで感想や疑問にお答えできるのは、難しさもある反面、お客様の満足度向上にもつながるのではないかと思う」(ガイドを務めたスタッフ)と、この配信方式について話します。
参加費用は3980円ながら、送付物は「もち米焼酎 やま里」900ml、県内限定販売の芋焼酎「渓谷の光」720ml、町内の居酒屋「左近」の豚足の唐揚げ、姫泉酒造からの手書きメッセージなど盛りだくさんです。ちなみに、ツアーのタイトルにもなっている「こんげふりぃ蔵が残っちょるっちゃき、見に来んけ!」は「こんなに古い蔵が残っているんだから、見に来ませんか」といった意味だそうです。
【了】
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