空飛ぶ船ジェットフォイルの「翼」その意外すぎる形 ドックで貴重品のエンジンも見てきた

ジェットフォイル「セブンアイランド友」の整備が行われているドックを見学するツアーに同行。「空飛ぶ船」が飛ぶための水中翼やガスタービンエンジンも間近で見られました。

ロールスロイス製ガスタービンエンジンが眼前に

 ジェットフォイルは、ガスタービンエンジンで発生した動力をウォータージェット推進機に伝え、海水を高速で噴出させて航行するという、普通の船舶とは全く異なる構造です。高速航行中は船体が水面から浮き上がるため、「空飛ぶ船」とも呼ばれます。

 通常の船舶が使う重油ではなく、軽油を使用するガスタービンエンジンは、ロールスロイス社製。非常に高価なため、中古エンジンを使用しているそうですが、新品エンジンはもう製造されていません。

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整備中のガスタービンエンジン。左側から空気を取り入れる(乗りものニュース編集部撮影)。

 ガスタービンエンジンはその複雑な機構ゆえ、点検にも時間がかかります。セブンアイランド船体そのものの入渠期間はおよそ3週間ですが、ガスタービンエンジンは2~3か月もかかるため、あらかじめ整備を行っていた予備のエンジンと交換するそうです。

 セブンアイランドは、最大速力43ノット(約80km/h)と船としては桁外れのスピードを誇りますが、それは燃費も同様で、東京から大島まで約1時間45分の航海で3000リットルもの軽油を消費するそう。

 なお「セブンアイランド友」はメンテナンス終了後、10月末ころから運航に復帰する予定とのことです。

【了】

【写真】実はピカピカ、ジェットフォイルの「腹」 御船印めぐりツアーの様子

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コメント

1件のコメント

  1. 積載する経由と同じ重さのバッテリーで電動化すれば国産技術で安く作れるかも(今の電池のエネ密度では片道航行も難しいかもしれないけど)?

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