修学旅行以外で「奈良」泊まったことある人 少ない? 新幹線の駅はないけれど…

奈良のホテルで、不思議なポスターが目にとまりました。奈良のネガティブな状況を現したものですが、新たなブームが生まれ、将来の大きな変化も予測される奈良。いま、注目のエリアかもしれません。

いまブームになっている「奈良名物」

 ホテル日航奈良のレストラン「ファウンテン」で10月1日(金)から11月30日(火)まで提供している、エスプーマかき氷「かき氷新幹線」です。

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「かき氷新幹線」(2021年10月、恵 知仁撮影)。

「N700S」と「ドクターイエロー」の2種類が用意されており、それぞれ同店の特徴であるエスプーマで「青」「黄色」を演出。中に鉄分が多いアプリコットが入っており、「鉄分補給」できるのも特徴だそうです。

 実際に食べてみたところ、まずエスプーマの柔らかい食感と味が口の中でとけて消えていき、続いて現れた氷も、冷たさと同時に来るふんわりした感触。そしてこちらも、とけて消えていきました。

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泡のようなエスプーマが施され、完成していく「ドクターイエローかき氷」(2021年10月、恵 知仁撮影)。

 奈良市には氷の神様をまつる氷室神社があり、「かき氷」がいま、ブームになっているそうです。夏でなくともかき氷を提供する店が少なくありません。

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72時間かけて氷をつくっている日乃出製氷(2021年10月、恵 知仁撮影)。

 多くの店舗へ氷を卸しているという奈良市の日乃出製氷では、今夏は過去最高の売り上げだったとのこと。ちなみに日乃出製氷では、じっくり72時間かけて氷を製造。途中、不純物を複数回とることで、透明な氷をつくっているそうです。

鉄分豊富な「かき氷新幹線」車内【断面図】

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コメント

2件のコメント

  1. ドクターイエローが、一ヶ所ドクターエローになっているところがあります。

    かき氷の調理風景の説明文の所

    • ご指摘ありがとうございます。記事を修正しました。