フランスの名車「シトロエン2CV」今でも“新車”が買えるワケ パリでは観光の足に

1948年から42年にわたり生産され、フランスの国民車として人気を博した名車「シトロエン2CV」。なんと、今でも“新車”が買えます。日本でも“人生アガリの1台”として需要があるといいます。

今でも「シトロエン2CV」の新車が買える!

 現在、2CVの新車を生産・販売しているのは、南フランス・プロヴァンス地方の小さな漁港を持つ観光地、カシスにある会社「2CV・メアリ・クラブ・カシス」。1978(昭和53)年、シトロエンのディーラーを営んでいたジョージ・マルケスさんが、2CVをベースにジープのようなオープンボディを架装した「シトロエン・メアリ」をレストアし、ビーチカーとして観光用のレンタルも行っていたところ、その高いクオリティがシトロエンに認められ、パートナーシップを締結するに至りました。

 その後、この会社は、シトロエンが1987(昭和62)年にメアリの生産を終了すると、純正パーツや工作機械、工具などの生産設備まですべて受け継ぎ、1998(平成10)年よりメアリの製造元になります。そして、そこからステップアップして2002(平成14)年には、とうとう2CVの製造元にもなったのです。

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シトロエン・メアリ(渋谷剛史撮影)。

 同社では、50人ほどのスタッフによって、ほとんど手作りに近い状態で月間8台ほどのペースで生産を行っています。しかし、大手自動車メーカーのように、全くゼロから自動車を製造する権利は持っていないため、実際は朽ち果てた中古車の個体からシャシーナンバー(車台番号)のプレートだけを移植し、純正の新品パーツや再生産パーツなどを使用して、“再生新車”として組み上げています。よって、ナンバー登録の際は、移植されたシャシーナンバープレートの年式となります。

 とはいえ、ボディカラーや仕様は、自由にオーダーできるうえ、さらに、錆びにくい亜鉛メッキが施され、剛性が強化されたシャシーフレームや現代的な点火システムなど、オリジナルよりも性能や利便性を向上させることもできます。そのため、単なるレストア(再生)とは異なると言えるでしょう。

【写真レポ】“今の2CV”中身はどうなってる? 工場にも潜入したぞ!

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コメント

2件のコメント

  1. 高畑さんの車

  2. 脱炭素でEV推しのEUとは思えぬが、自分ところの名車は別とか思ってるのでしょうね

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