ボーイングの旅客機が宙返りをキメた! なぜ? 本当にあった「旅客機バレル・ロール」伝説
実は凄いぞ!「バレル・ロール」をやった機長
ジョンストン氏は幼少期、自分の農場で曲芸飛行家が実施した興行飛行を見たことで、飛行家の道を目指すようになりました。やがて、オクラホマの航空学校の飛行機整備コースで勉強し、操縦免許も取得。フライング・サーカスに所属しています。
1942(昭和17)年にはベル社にテスト・パイロットとして入社し、P-39、P-63などのレシプロ機や、当時最新鋭のジェット機P-59、ロケット機X-1などを操縦しています。ただ、ベル社は第二次世界大戦の終了後、民間航空にシフトし、ヘリコプターを開発するようになります。
ジョンストン氏が飛行機に未練を残すなか、ボーイング社に欠員がでます。この補充要員として、ジョンストン氏は1949(昭和24)年、B-47のテスト・パイロットとしてボーイング社に入社。その後同社で地位を築き、1954(昭和29)年に行われた「ダッシュ・エイティ」の初飛行でも、彼が機長を務めていました。
旅客機の歴史でもっともアクロバティックな「ダッシュ・エイティ」の背面飛行後も、ジョンストン氏はボーイング社のテスト・パイロットを継続。やがてはNASA(アメリカ航空宇宙局)の「アポロ計画」向けのプログラムの主任を務めるまでになります。
同氏は1968(昭和43)年に第一線から退いたものの、1993(平成5)年には、テスト・パイロットとしての栄誉を評価され、航空殿堂に登録されました。
【了】
できない事はないが、やる必要は全くない。
なぜか日本刀をANA機内に持ち込めてしまい、飛行機を乗っ取り乗組員に宙返りを要求した野郎がいた。どんな保安検査なのかと思ったものだが、通路を逆行して同じことができてしまう空港はまだ残っているのだろうか!
バレルロールは螺旋形のロールであって宙返りではありませんけどね。
バレルロールとループの区別がつかないライターなんでしょう