メッセージは「ん!?」だけ 踏切の試験動画が話題 岳南電車「ファンなら気づいてくれるかな」

鉄道ファンなら察するかも!?

見た目によらず「♪チンチン」

 静岡県富士市内で鉄道を運行する岳南電車が2021年12月はじめ、公式ツイッターに「ん!?」というメッセージとともに動画を投稿。内容は、踏切の試験の様子ですが、12月8日時点で1.5万回再生されるなど、ちょっとした話題になっています。

 踏切はよく見かける一般的なものですが、「×」の形をした黄色と黒色の踏切警標が発光し、警報灯は全方位形とよばれる視認性に優れたタイプを採用しています。踏切設備としては最新型といえるでしょう。

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岳南8000形電車と7000形電車(画像:写真AC)。

「ん!?」の意図は何か――動画を進めると警報音が聞こえてきますが、それはよく耳にする「カンカン」ではなく「チンチン」という昔懐かしいもの。そう、見た目は最新型の踏切ながら、音は電鈴式なのです。

 電鈴式とは、実際にゴングを鳴らして音を発する警報機のこと。対して現在普及している「カンカン」と鳴る警報機は電子式です。つまり動画の踏切は、新旧が融合した踏切というわけです。

 岳南電車によると、「踏切という安全にかかわる設備において、最新の技術を導入し安全性を高める一方、古いものも大切にし使っていきたいという当社の文化でもあります」とのことでした。

 そして「ん!?」については、コアな鉄道ファンなら「新旧融合」に気づいてくれるかもしれないという意味を込めたとしています。ちなみにこの踏切の名称は「江尾公団踏切」だそうです。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 電子音なら機械式と違い指向性をもたせられるし、遮断完了で音量を下げたり上下接近で再び音量を戻したりという制御も容易で、人口が稠密な地区などに広まりました。保守も楽なのでしょう。