ゴールド免許更新の「オンライン講習」詳細判明 通知は今月から マイナンバーとの一体化構想も

ゴールド免許所持者を対象とした更新時のオンライン講習、その詳細がわかりました。まずは4道府県で実証、その後に全国へ拡大します。更新にあたりオンラインでできること、リアルで行うことの双方がありますが、所要時間は短縮されそうです。

全国一斉実施は2025年度 運転免許とマイナンバーカードの一体化も

 モデル事業では、優良運転者講習だけがオンラインで実施されます。オンライン講習の受講を選択した場合でも、新しい免許を受け取るための更新手続きには、免許センターや警察署などを一度は訪れる必要があります。これは、オンラインでは実施が難しい視力など適性検査や、免許証に載せる写真の撮影などが必要だと考えられているからです。

 また、免許証の有効期間中に70歳以上を迎える運転者は、モデル事業ではオンライン講習の対象には含まれていません。

 2022年2月から4道府県で始まるモデル事業は、2023年3月まで効果検証を続け、その後は約1年かけて全国実装のために必要なシステム改修を行います。2025年度中に全国どこでもオンライン講習を可能する計画です。

 この間に、モデル事業で集めたアンケートで免許更新者から生の声を集め、使い勝手などを検討。モデル事業実施地域の拡大や、オンライン講習修了と同時に新しい免許を受け取るための更新手続きができないか、オンライン講習の対象を優良運転者講習以外にも拡大すべきかなど、内容の検討を重ねます。

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オンライン講習の流れ。すでにモデル事業対象地域の警察で案内しているところもある(画像:北海道警)。

 昨年12月に閣議決定されたデジタル・ガバメント実行計画では、オンライン講習が全国展開される時期に合わせて、運転免許証とマイナンバーカードの一体化を完了するとしています。現状と同じように運転免許証は発行されますが、マイナンバーカードを所持していれば、免許証不携帯とならなくなります。カードから免許証情報が読み取れるようになる運転管理システムも稼働し始める予定です。

 4道府県でのモデル事業を経て、どれだけ免許保持者に使いやすいデジタル化となるか。成果が注目されます。

【了】

※一部修正しました(12月12日18時15分)。

【画像で確認】スマホとマイナンバーを使ったオンライン講習手続きの詳細

Writer:

1963年生まれ。愛知県出身。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者を経て独立。行政からみた規制や交通問題を中心に執筆。著書に『実録 衝撃DVD!交通事故の瞬間―生死をわける“一瞬”』など。

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コメント

2件のコメント

  1. オンライン講習の方が手間がかかる気がする…

  2. いいね。

    それで空いた手で違反者の追加講習を始めよう。

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