あれも、これも、ちがう 西武2000系とはどんな電車なのか?

西武2000系といえば、「西武の黄色い電車」を代表する存在です。西武のベテランの車両でもあり、1977年に登場してから40年以上走っている車両もあります。2000系では製造途中で車両のデザインを一新したほか、長く活躍する過程で細かな改造や部品の交換を繰り返しています。このため、もともとのデザインの違いに加えて、修繕や部品交換の有無の違いで、車両によって個性があるのです。

この記事の目次

・西武2000系って、どんな電車?

・大きく分けてふたつある2000系の「顔」

・編成の長さの違い

・新2000系どうしでも違う

・パンタグラフの形と台数の違い

・2000系の更新修繕

・字幕式とLED式が混在する行先表示器

・通風器(ベンチレーター)が消えて屋根がスッキリ!

・走行機器もカオスな2000系

・引退が進む2000系

【画像枚数】全33枚

西武2000系って、どんな電車?

 2000系は、西武鉄道で本格的な4ドア車として1977(昭和52)年に登場しました。当時の西武線では1両の長さが20m、片側に3つの扉を備えた20m・3ドア車が主流でしたが、2000系では20m・4ドアと、扉の数を増やしてラッシュ輸送に対応したのです。

Large 20211222 01

拡大画像

西武新宿線内で2000系同士がすれ違う。左が旧2000系、右が新2000系とも呼ばれる(2021年4月、伊藤真悟撮影)。

 現在の西武線では001系「ラビュー」や10000系「ニューレッドアロー」など、特急で使用する車両などをのぞくと4ドアの車両ばかりとなりましたが、2000系が登場した頃は、4ドアの車両は珍しい存在でした。

大きく分けてふたつある2000系の「顔」

残り4167文字

この続きは有料会員登録をすると読むことができます。

2週間無料で登録する

Writer:

1974年東京都生まれ。大学の電気工学科を卒業後、信号機器メーカー、鉄道会社勤務等を経て、現在フリー。JR線の2度目の「乗りつぶし」に挑戦するも、九州南部を残して頓挫、飛行機の趣味は某ハイジャック事件からコクピットへの入室ができなくなり、挫折。現在は車両研究が主力で、技術・形態・運用・保守・転配・履歴等の研究を行う。鉄道雑誌への寄稿多数。資格は大型二種免許を取るも、一度もバスで路上を走った経験なし。

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス