規格外すぎ! 2種の「世界最大」飛行機が再び飛んだ2021年 ともに無二の“怪鳥”ルックス

2021年、ともに規格外の大きさをもつ2機種の”怪鳥”飛行機が、再び空を飛びました。ともにその大きさもさることながら、形状も唯一無二。それぞれどんな機体で、2021年はどのようなものだったのでしょうか。

双頭竜? 全幅の約117mの超巨大機

 2021年、“怪鳥”にも例えられるような、規格外の大きさをもつ飛行機のフライトが実施されました。

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世界最大級の飛行機「ストラトローンチ」(画像:Stratolaunch公式Twitterより)。

 現地時間2021年4月29日(木)ストラトローンチ・システムズ社の公式Twitterは、世界最大級の飛行機「ストラトローンチ(Stratolaunch)」が、テストフライトを実施したと投稿しました。フライトは2度目で、2019年以来約2年ぶりとのこと。同社の拠点であり、退役した旅客機の安置場所として世界的に知られるカリフォルニア州のモハーヴェ空港で実施されています。

 ストラトローンチの全長は約73m、全幅は飛行機としては世界最大となる約117mです。この機は「空飛ぶロケット発射台」として開発された飛行機で、初飛行は2019年4月でした。胴体のあいだのスペースにロケットなどを搭載するため、1つの機体に2つの胴体がついたいわゆる「双胴機」のスタイルで、エンジンは6基。大きさ、その形とともに唯一無二の飛行機といえるでしょう。

 なお、ストラトローンチ・システムズ社は2021年12月、アメリカミサイル防衛局と研究支援契約を結びました。同プロジェクト内で、この超大型機も使われる見込みです。

【双頭竜】形もデカさもやばい!怪鳥「ストラトローンチ」全貌を色んな角度から

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