紅白のN700S「かもめ」姿現す 西九州新幹線用の新型車両 内外装ともJR九州らしく
N700S「かもめ」車内に入ってみた
N700S「かもめ」のインテリアデザインは、「優しい、明るい、楽しい、心地よい、美しい」をテーマに、色や形、素材をセレクト。和洋折衷、クラシックとモダンを組み合わせた、懐かしくて新しい空間を表現したそうです。
6両編成のうち3両は指定席車両で、すべてゆったりした2人掛けの座席。号車ごとに布地のデザインが異なり、1号車は「菊大柄」、2号車は「獅子柄」、3号車は「唐草」になっています。座席の基本的な構造は、九州新幹線の800系と同じです。今回、車内は「唐草」の3号車だけが公開されました。
今回は公開されていない自由席の3両は、座席が2人掛けと3人掛け。明るい車内に芥子色の座席が並びます。座席自体は、東海道・山陽新幹線のN700Sと同じです。
ちなみに、N700S「かもめ」のエクステリアデザインについては、真っ黒な案などもあったとのこと。そのなかから「明るく元気なものに」ということで、この「紅白」になったといいます。
西九州新幹線のN700S「かもめ」は2022年1月以降、この山口県にある日立の工場から順次、海上輸送で長崎へ向かう予定。JR九州はその様子を船から眺めるツアーも用意しており、現在、申込みが受け付けられてます。
【了】
恵様をはじめ、ありがとうございます。デッキの内装は東海道山陽新幹線の16両編成タイプと同様にメタリックシルバーでまとめていますね。来年秋が楽しみであります。