憧れの存在70年「JALファーストクラス」はどう変遷? 振り返ればわかる“日本の見られ方”

創立70周年を迎えたJALの客室のなかで、最高位グレードを維持し続ける国際線の「ファーストクラス」。これまでどのような歴史があったのでしょうか。さまざまな変わり種が出ているなか、一貫しているポイントもありました。

747ではベッド誕生! 近未来席も

 1970(昭和45)年に導入された「ジャンボ・ジェット」ことボーイング747では、ファーストクラス40席を設置し、「藤」をモチーフにしたインテリアを採用します。日本庭園の雰囲気を再現したことから、この747は「ガーデン・ジェット」と呼ばれ、各キャビンを担当するCAの着物やメニューにいたるまで、モチーフに合わせて統一されていたといいます。なお、747では2階席にラウンジが設けられました。

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JALのダグラスDC-8「FUJI号」のラウンジ(2021年、乗りものニュース編集部撮影)。

 1978(昭和53)年には、ボーイング747の2階席ラウンジを寝室へと改修。長さ約185cm寝台を設け、追加料金を支払ったファーストクラス旅客がフルフラットベッドで横たわれる「スカイスリーパー」サービスを開始します。

 その後「スカイスリーパー」のサービス自体は廃止となってしまったものの、JALの国際線ファーストクラスの愛称として「スカイスリーパー」の名が残ることに。

 そのひとつ、2000年代に導入された「スカイスリーパー ソロ」では、当時“テクノロジー大国”とされた日本のイメージにあわせ近未来的な形状を入れ、日本の豊かな四季を表現すべく、シートカラーを緑としました。またここではすでに、1席1席がフルフラットになることで、旅客が横になって過ごせるようにもなっています。

【写真特集】サッと15枚で振り返る JALのファーストクラスの歴史とは

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