憧れの存在70年「JALファーストクラス」はどう変遷? 振り返ればわかる“日本の見られ方”

創立70周年を迎えたJALの客室のなかで、最高位グレードを維持し続ける国際線の「ファーストクラス」。これまでどのような歴史があったのでしょうか。さまざまな変わり種が出ているなか、一貫しているポイントもありました。

いまのものはどんな席? JALの歴史で一貫しているポイント

 ときは下り2021年現在のJALファーストクラスは、「JAL SUITE」の愛称で、長距離国際線を担当するボーイング777-300ERに搭載されています。デビューは2013(平成25)年で木目調のデザインが特徴です。

「JAL SUITE」では、個人スペースの最大化が図られており、以前のファーストクラスシートから20%スペースを拡大。その広さはシングルベッドと同等で、旅客がつくろいで眠れる「睡眠へのこだわり」が凝らされているといいます。同機の座席開発に携わったJALの商品・サービス企画部の西垣淳太さんは「このシートの寝心地は本当に抜きん出ています」と自信を見せます。

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JALの現ファーストクラス「JAL SUITE」(2021年、乗りものニュース編集部撮影)。

 また、隣席とのコミュニケーションのとりやすさもポイント。中央席の仕切りは可動式で、会話が容易であるほか、個人モニター下の前の足置き(オットマン)にもうひとり座れるようになっており、席のテーブルを中央に移動させ、1席をつかって2人で食事を取れるようにもなっているとのことです。

 こうした長年のJALファーストクラスシートにおいて、一貫しているものもあるとのこと。

「時代時代にあわせて日本の見られ方は変わっています。それを(国際線ファーストクラスシート)に表現しているのがJALらしさではないかと思います。『JAL SUITE』では、ボタンを配したコントローラーを見えないところに設置するなど細かいところ技工にこだわっているほか、木目をあしらうことで日本らしさを表現しています」

 西垣さんは、このように答えました。

【了】

【写真特集】サッと15枚で振り返る JALのファーストクラスの歴史とは

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