由来は“カバみたいだから” 大阪市消防局の新装備「大型水陸両用車」愛称が決定
愛知県岡崎市の「レッドサラマンダー」とは似て非なるもの。
水陸両用のキャタピラ式消防車両
大阪市は2022年1月12日(水)、市消防局で新たに運用を開始する大型水陸両用車について、愛称が「レッドヒッポ」に決まったと発表しました。
同車は昨年、2021年9月に配備されたもので、大阪市消防局では運用開始に先立ち市内に在住、在勤または在学している人から愛称を募集していました。
応募総数は64点あり、そのなかで石塚新大(イシヅカアラタ)さんと日比野夏実(ヒビノナツミ)さんの2名が“赤いカバ”を意味する「レッドヒッポ」で応募していたとのこと。そのため、両名を採用者としたといいます。
運用開始は2022年4月1日(金)を予定しており、その前の同年3月に開催する式典で採用者2名の表彰と記念品の贈呈を行うとのことです。
大阪市消防局によると、この車両は緊急消防援助隊の活動用として総務庁消防庁が調達したもので、今後、大規模な災害が発生した際には、全国各地にも派遣されるそうです。
車体は、前部ユニットと後部ユニットを連結した屈折式と呼ばれる構造で、最大14名が搭乗可能です。また専用のゴム製クローラー(いわゆるキャタピラ)を装着しているため、陸上走行だけでなく水上航行もでき、その点がカバに似ているとして前出の2名は「レッドヒッポ」と名付けたとのことでした。
【了】
コメント