デカい! 海保の最新巡視船「だいとう」引き渡し 沖縄方面の警備・救難力、着々と増強へ

海上保安庁に新たな巡視船が加わりました。40mm機関砲やヘリコプター飛行甲板を備える最新鋭の「だいとう」は、緊張が続く沖縄方面へ配備され、日本の海を守る重要な任務に就きます。

ヘリコプターを搭載しない巡視船の中では最大級

 岡山県玉野市にある三菱重工マリタイムシステムズ玉野本社工場において建造されていた巡視船「だいとう」が2026年2月19日、海上保安庁に引き渡されました。

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2026年2月19日、三菱重工マリタイムシステムズ玉野本社工場で海上保安庁に引き渡された最新巡視船「だいとう」(深水千翔撮影)

「だいとう」は、みやこ型巡視船の6番船で2025年3月12日に進水しています。全長は約120.0m、全幅は約14.0m、総トン数は約3500トン。武装は40mm単装機関砲2基で、遠隔放水銃や停船命令等表示装置、遠隔監視採証装置、高速警備救難艇、複合型ゴムボートなどを装備します。また、船体後部には格納庫こそないものの、ヘリコプターが発着できる飛行甲板を備えます。

 なお、このクラスはヘリコプターを搭載しない、いわゆる「PL型」と呼ばれる海上保安庁の大型巡視船のなかでは最大級です。

 速力は25ノット(約46.3km/h)以上を発揮します。船体価格は約136億円で、最新鋭の巡視船として捜索監視能力や法執行活動が可能となる規制能力、そして災害対応能力のいずれも従来の巡視船と比べ、向上しています。

 配備先は沖縄県の中城海上保安部(第十一管区)で、本船の配置に伴い、既存の「いしがき」は移動する予定です。「だいとう」は中城を拠点に、名前の由来となった大東諸島を含む、沖縄周辺海域(東シナ海)の領海警備や海難救助、治安の確保、海洋権益保全および海洋環境保全などの業務に就く予定です。

【後部にも大口径機関砲が】最新巡視船「だいとう」ディテールをイッキ見(写真)

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