窓ガラスにも注目 JR東海の新型電車「315系」その性能とは

JR東海が、新型車両「315系電車」の報道向け試乗会を実施。さまざまな進化をしている車両ですが、その「窓」にも注目です。

絶賛していた人も

 また315系は、客室窓の開閉について、レバーを操作して内側に倒す仕組みを採用しています。窓を垂直に下げて開ける方式は、複層ガラスだと下げるのが重くなるからだそうです。

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赤外線と紫外線を99%カットする315系の複層ガラス(2022年2月1日、恵 知仁撮影)。

 このほか315系について、おもな特徴は以下の通りです。

・乗り心地を向上(新型特急車両HC85系と同じ台車構造を採用)。

・低騒音床構造や複層ガラスなどの導入で車内騒音を低減。

・冷房について能力を向上させ、AIによるきめ細かな制御を国内で初導入。

・座席の形状を腰部の負担が少ないものにし、幅も1cm拡大。

・つり革、手すりを増設。つり革は高さを3段階にし、より使いやすく。

・フルカラー液晶ディスプレイの案内装置を車内に設置。

・車いすスペースを全車両に1か所設置。

・ホームと車両の段差を縮小。ベビーカーなどでも乗降しやすく。

・車内防犯カメラを1両につき5か所設置するなど、車内セキュリティを強化。

・停電時でも走行できる非常用バッテリーを搭載。

・省エネ化を実現(211系と比べ電力消費量35%減)。

 ちなみに今回の試乗会では、腰をサポートする構造の座席について、「腰痛持ちに、これは良い!」と絶賛していた記者さんがいました。

 JR東海の新型車両「315系」は、2022年3月5日(土)より、中央本線の名古屋~中津川間で走り出す予定です。

【了】

【写真】315系は「手前に引くタイプ」の窓でした

Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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