”伝説の展示飛行”再び? ボーイング新型機「777X」ついにアジアに初飛来! 航空ショー展示のため

シンガポール航空ショーは15日からです!

アジア地域には初飛来

 アメリカの航空機メーカー、ボーイングが2022年2月15日(火)から18日(金)まで実施されるシンガポール航空ショーで、同社が開発を進める最新大型旅客機「777X」試験機などを展示します。「777X」がアジア地域に飛来するのは、今回が初です。

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ボーイング777X(画像:ボーイング)。

 777Xは同社のベストセラー旅客機「777」ベースに、新しい炭素繊維複合翼と新エンジンのほか、「787」シリーズの技術などを取り入れた旅客機です。2020年1月に初飛行した777Xの標準タイプ「777-9」は、燃費や運用コストを競合機より10%抑えられるといい、「世界最大で、最も効率的な双発ジェット旅客機」を称します。なお777-9の全長は約77m。実用化されれば世界最長の全長をもつ民間旅客機となります。国内の航空会社では、ANA(全日空)が777-9を発注しています。

 777X試験機は2月5日に、ボーイングの拠点であるシアトルのモーゼスレイクからシンガポールのチャンギ空港へフライト。同社によると、ショー期間中には展示飛行を予定しているとのことです。ちなみに2021年に777X試験機はドバイ航空ショーで、軍用機さながらのアクロバティックな急上昇、急旋回などを展示飛行で披露。世界の航空ファンの注目を集めました。

【了】

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