2週間かけトンガへ到着 海自輸送艦「おおすみ」&陸自ヘリ 復興支援活動スタート

日本からトンガまでおよそ8000kmを航海してきました。

8000kmの行程を2週間かけ到着

 防衛省・海上自衛隊は2022年2月8日(火)、火山噴火と津波により被害を受けた南太平洋の島国トンガを支援するため派遣された輸送艦「おおすみ」が、現地トンガタプ島沖に到着し、支援物資などの陸揚げに向けた諸準備を開始したと発表しました。

 付随する画像では、「おおすみ」の飛行甲板においてCH-47JA「チヌーク」輸送ヘリコプターを覆っていた防錆用カバーを、派遣隊員らが手作業で外す様子なども公開されていたほか、トンガ国民に渡すための絵画を乗員が描いたり、千羽鶴を折ったりする様子なども披露されていました。

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輸送艦「おおすみ」の艦橋で双眼鏡を覗く陸上自衛隊員(画像:海上自衛隊)。

 なお、説明によると、現地で活動に従事する隊員は抗原検査を受けた結果、全員陰性だったとのことで、万全の体調でトンガへの支援活動にあたるとしています。

 輸送艦「おおすみ」は2022年1月24日(月)に広島県の呉基地を出港、途中のグアム東方沖では補給艦「とわだ」から洋上補給を受け、2週間ほどでトンガに到着しています。

【了】

【CH-47ヘリの開梱作業も】活動開始に向け準備する派遣隊員たち

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コメント

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1件のコメント

  1. 念のため現地の防疫方針に沿って港に置き配、までは大げさですかね。