自衛隊 新多用途ヘリコプター「UH-2」開発完了し運用スタート 防衛省
2021年度は7機を調達予定です。
陸自の次世代多用途ヘリ 本格導入へ
防衛省は2021年6月24日(木)、開発中の新型機、UH-2多用途ヘリコプターについて、すべての試験を終了し、運用を開始すると発表しました。
UH-2は、従来のUH-1J多用途ヘリコプターの後継として、2015(平成27)年度より開発の始まった機体で、外観的には機体上部のメインローターが4枚羽となり、エンジンも単発から双発になっていることなどが相違点です。
今回の運用開始に先立ち、防衛大臣による部隊使用承認も6月付けで出ているほか、すでに2021(令和3)年度の防衛予算において7機分、約125億円が計上されています。防衛省としては約20年で150機程度を調達するとしています。
なおUH-2とプラットフォームを共通化している、「SUBARU BELL 412EPX」についても量産初号機が2021年5月に警察庁へ納入されています。
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