どう変わる? ANA HDが”新体制”へ… なぜいまなのか 片野坂氏「最強の布陣」
芝田新社長はANA HDをどう舵切り?
芝田新社長は今後「足繁く現場に行き、会話を重ねていきたい。”互尊”を意識していきたいです」と話します。「まずは来年の黒字化予算の策定にむけ、全力を尽くします。賃金の復元も目指して従業員の労苦に報いることができればと思います」としています。
芝田新社長によると経営方針は「現在の方針をおおむね踏襲する」とのこと。その一方で、「今後は新規事業領域を加速させ、リソースの配分のメリハリをつけていきたい」と新体制の方針を説明します。
非航空事業については、「ANAの”経済圏”全体を押し上げ、(ユーザーが)そこに滞留できるようにするが重要」といい、引き続き拡大の方針です。
本業の航空事業についても”攻め”の方針を見せます。2022年度から2023年就航を目指す「第3ブランド」と呼ばれるグループ内の新航空会社については、アジア・オセアニアを中心に路線展開を図るとのこと。「詳しい状況は追ってお伝えできればと思うが、一度乗ったら、また乗りたいと思える航空会社を目指します」と話します。
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