沖縄初の「8車線化」浦添市の国道58号 臨港道路とあわせ"12車線"で渋滞緩和へ
浦添市の城間から勢理客までが整備されます。
並行道路とともに交通容量を支える
沖縄総合事務局は2022年2月10日(木)、拡幅工事がすすむ沖縄県浦添市内の国道58号について、3月27日(日)から8車線で供用開始すると発表しました。
国道58号は交通量が1日あたり8万台を超える大動脈で、ラッシュ時を中心に慢性的な渋滞が発生しています。そのため各地で拡幅事業が行われていますが、8車線化が完了するのは県内では初めてとなります。8車線化は他に、北側の北谷(ちゃたん)町で「北谷拡幅」として行われています。
今回8車線化されるのは、浦添市の城間(ぐすくま)から勢理客(じっちゃく)までの約3km。西側に米軍施設の牧港補給地区が広がる区間です。外側1車線ずつはバスレーンとして整備されます。同区間では海側に並行して4車線の臨港道路浦添線が2018年に開通。国道58号とあわせて12車線となり、那覇市近郊の交通をさばきます。
あわせて周辺では、臨港道路浦添線の北側区間となる「浦添北道路」の6車線化と、国道58号からそこへ連絡する「港川道路」の4車線化が進められています。
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