「道路工事で鉄道が2年運休」JR陸羽西線が長期バス代行輸送へ トンネルの真下にトンネル建設

JRトンネルの真下スレスレを通るため、やむなく列車運休となります。

全列車が運転取りやめ

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余目駅に停車する陸羽西線の列車(乗りものニュース編集部撮影)。

 JR東日本は2022年2月22日(火)、山形県の新庄駅と余目駅をむすぶJR陸羽西線について、5月から約2年間、列車を運休し、バス代行輸送に切り替えると発表しました。

 バス代行輸送となるのは、2022年5月14日から、2024年度中まで。羽越本線・酒田駅への乗り入れ列車を含む、陸羽西線全線の列車が運休し、バス代行輸送となります。

 これは、古口駅~高屋駅において、JRのトンネルの真下に国道47号のバイパス道路「高屋道路」のトンネルが建設されるためです。JRと国道のトンネルは「極めて近接している」とのことで、国土交通省との協議の結果、列車運行の安全対策に技術的な課題が多いことから、国道のトンネル工事完了まで、全列車の運休に踏み切りました。

 高屋道路は、新庄市と酒田市を直結する国道47号を高規格化する「新庄酒田道路」の一環で、戸沢村内の3.4kmをトンネル主体でショートカットするものです。現道豪雨時の通行規制区間となっているほか、谷間に面しており、土砂崩れなどによる通行止めが多発しています。そのため、緊急輸送路が確保できる、災害に強い道路として整備されます。

 なお、代行バスのダイヤは後日発表されますが、朝夕の時間帯に増便が予定されています。

 道路工事に伴い鉄道が運休になる例は、最近でも福岡県北九州市で発生しています。筑豊電気鉄道の西黒崎駅が、付近の国道3号バイパスの工事に伴い、2021年10月から4年程度休止となっています。

【了】

【鉄道を止めて工事 「高屋道路」のルート概要】

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