豪州海軍 日本目指す海自輸送艦「おおすみ」に洋上補給を実施 帰国は3月上旬予定

給油艦「サプライ」は2021年4月に就役した新鋭艦です。

帰路につく輸送艦「おおすみ」に燃料などを供給

 オーストラリア海軍は2022年2月20日(日)、所属する給油艦「サプライ」が海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」に洋上補給を実施したと発表しました。

 これはトンガ支援の一環として行われたもので、日本へ向け帰路につく輸送艦「おおすみ」に燃料などを供給したものです。これについてオーストラリア海軍は、パートナー国家に対して洋上補給を行うことは、自国艦隊の活動範囲と持久力の向上に寄与するものであると述べています。

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海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」へ向け手を振るオーストラリア海軍給油艦「サプライ」の艦長(画像:オーストリア海軍)。

 これに関連し、2月18日には自衛隊トップの山崎幸二統合幕僚長とキャンベルオーストラリア国防軍司令官とのあいだで電話会談も行われており、統合幕僚監部によると、トンガ王国における国際緊急援助活動での自衛隊に対するオーストラリア軍の支援に対し感謝の意が伝えられたとのこと。

 なお、輸送艦「おおすみ」は、2月18日にフィジー共和国のスバに到着し、食べ物や飲み物などを積み込み2月20日に出港しており、3月上旬に帰国する予定です。

【了】

【写真】給油艦「サプライ」の補給作業の様子

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