なぜ「空中給油機」がウクライナ向け物資運んだ? 空自KC-767 実は超使える激レア機

航空自衛隊のKC-767がウクライナに防弾チョッキやヘルメットなどを輸送しました。ただ、KC-767は空中給油機だったはず。なぜ同機がヨーロッパへの輸送任務に用いられたのか、理由は空自屈指の性能を有していたからでした。

実は純粋な輸送機よりも乗り心地ヨシ

 航空自衛隊は2001(平成13)年にKC-767の採用を決定しました。その際、KC-767の輸送性能として「輸送可能人員は最大で約200名、貨物はパレット6枚分、そして主に陸上自衛隊が使っている小型トラック4台」を一度に搭載できるだけのキャパシティーを要求しています。

 この数値の根拠といわれているのが、国際活動任務などにおいて、先遣隊を迅速に輸送することができるように、さらには在外邦人救助でも使うことを想定したからだというものです。そのため、座席は一般的な旅客機のエコノミークラスのシートと同じ仕様のものとされており、その点では完全な軍用輸送機であるC-130Hなどと比較して長距離移動の際、人員に与える快適性も段違いといえるようです。

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航空祭で模擬空中給油を展示するKC-767。機体後部の給油ブームを下ろしている様子が良くわかる(武若雅哉撮影)。

 肝心の空中給油性能については、アメリカ空軍などで採用されている「フライング・ブーム方式」の給油方法を採用しています。これは機体後方下部にある棒状の給油ブームをKC-767のオペレーターが操作して受油機側の給油口にドッキング、給油するものです。

 この方式の利点は短時間に大量の燃料を供給することができる点で、また受油機側のパイロットは給油ブームが届く位置に機体を保持するだけで、あとの作業は給油機のオペレーターが行ってくれるので負担が軽いというメリットもあります。

 なおKC-767は一回の飛行で概ね戦闘機8機分の給油が可能といわれています。

【原型ボーイング767との違いも】KC-767の外観&機内をイッキ見

ロシア軍のウクライナ侵攻 最新情勢 戦争はどうなっているのか

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コメント

4件のコメント

  1. あくまで、飛行場が正常に稼働している状態なら良い飛行機ですね。

    東日本大地震の津波に襲われて滑走路にゴミが散らばっていたり、リフトが動かない場合はリアハッチのC130HやC2でなければスムーズな作業が出来ません。

  2. ウクライナ🇺🇦の支援に乗り出した日本🇯🇵政府は想定外でした。日本🇯🇵は何時も他国の顔色を伺い乍ら決断が出来ませんでした.

    • なぜまいかいはたをたてるのですか

  3. こういう情報が世間に広まることで自衛隊への予算がどのような用途に使われ、国民や世界に貢献しているのか理解されることがなにより大切。

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