近づく防衛と民生分野 新護衛艦「くまの」搭載の技術を応用した超マルチ無人艇とは

海上自衛隊の新型護衛艦「くまの」が引き渡しとなりました。同艦には民生分野にも広く技術が波及しそうな装備品がそなえられており、それを用いた多目的ボートの無人運航も行われています。

生け簀から原発まで活躍?

 また、「うみかぜ」自身も自動離着桟機能を実装することが計画されており、GPSコンパスで自船の位置を把握できるだけでなく、赤外線カメラやOKIが開発したリアルタイムリモートモニタリングシステム「フライングビュー」も組み合わせて周囲の状況を確認できるようにしました。船体前方には自動運転でおなじみのLiDAR(レーザーレーダー)センサーを設置し、針路上に障害物を検知すると自動的に避航動作を行います。

 こうした機能を持つ「うみかぜ」を、JMUDSでは生け簀の盗難防止や原子力発電所周辺の警備といった用途から、旅客を乗せる渡船や水上バス、遠隔地の救難活動、港湾施設調査など幅広く使えると想定しています。

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自動運航中の「うみかぜ」(深水千翔撮影)。

 なかでも「うみかぜ」は現在、土木施設や建築における点検などでの利用が考えられています。船上に搭載されたレーザースキャナーとソナーを使用し、港湾や海岸に面した工場、海洋施設などにおいて、水中部と水上部の3次元データを収集する用途です。

 これは、普段からの点検で正常時の状態をデータベース化しつつ、災害の発生後に行う再点検で正常時と異なる部分を検出することで、被災状況を迅速かつ正確に確認できるようすることを目指しています。関連法が整備され完全無人運航が可能になれば、オペレーターが水面に瓦礫が漂う危険な海域に進出することなく安全に土木設備の点検が行えるようになるでしょう。

【「くまの」搭載の技術転用】マルチ無人艇「うみかぜ」 写真で見る

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コメント

1件のコメント

  1. 追加 機能として 遠隔操作機関砲=

    遠隔映像で照準セットできる=と 小型 機雷設置=遠隔操作で 

    不要の時には 爆破も できる 機能を 追加して欲しい。

    用途=支那=中国船の不法侵入への 対策に!

    EOM

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