JAL「シアトル経由パリ行き」誕生へ 所要時間23時間の貨物便 ロシア上空迂回で

経由地、まさかのチョイスでした。

ロンドン・ヘルシンキでは北回り旅客便

 JAL(日本航空)が2022年3月27日(日)から4月7日(木)までの期間における、ヨーロッパ線の対応を決定しました。これは、現在も混乱が続いているロシア・ウクライナ情勢に鑑みたものとしています。

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JALの旅客機(乗りものニュース編集部撮影)。

 ロンドン線については、羽田から発着する旅客便を1日1~2往復、ロシア上空を通過しない「北回り迂回ルート」で運航を継続。飛行時間は羽田発で平時より2時間20分長い14時間50分、ロンドン発で平時より3時間55分長い15時間50分が予定されています。

 またヘルシンキ線は、羽田から発着する旅客便を週3.5往復、「北回り迂回ルート」で新たに運航。こちらの飛行時間は、羽田発が平時より4時間25分長い14時間40分、ヘルシンキ発が平時より6時間15分長い15時間45分が予定されています。

 一方パリ線は、成田発着で、アメリカ・シアトルを経由する貨物便が複数便設定されます(運航日などは未定)。運航時間は、成田発が20時間55分、パリ発が22時間35分を予定しています。

 今回の運航方針についてJALは「ロシアへの経済制裁を受け、ロンドンに拠点を置くロイズの再保険業界の引き受けが停止されたことで、当社のモスクワ発着便ならびにロシア領空を通過する運航に関する航空保険にも一部影響が出る可能性が高く、運航できない状態である」としたうえで、「迂回ルートでの運航にともない搭載できる貨物量が制限されているため、貨物需要にお応えできる運航体制を整える」とコメントしています。

【了】

【地図】平時と比較! JALが運航する「北回りルート」とは?

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