濃い! ANAが「787“全集中”の遊覧イベント」実施 特別仕様の格納庫ツアーとフライトを合体

貴重なシーンしかなかったです。

「V2」スポットを使用

 ANA(全日空)が2022年3月26日(土)、格納庫での機体見学と羽田発着の遊覧チャーターフライトを組み合わせたイベント「ボーイング787就航10周年記念フライト」を実施しました。ボーイング787は、ANAが初期発注者として新型機開発を後押しする「ローンチカスタマー」となった旅客機で、2011年11月に世界に先駆けて定期便へ就航。同社では、就航10周年を迎えたことにちなんで、さまざまな企画を展開しています。

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ANA「ボーイング787就航10周年記念フライト」の様子(2022年3月26日、乗りものニュース編集部撮影)。

 機体見学はフライトの前後に実施され、国際線仕様のボーイング787-9(機体記号:JA925A)が見学機として用意されました。ただこの日のポイントは、機体外観だけでなく、機内も見ることができるということ。客室はもちろん、ギャレー(機内の簡易キッチン)なども"開放"され、集まったファンの注目を集めました。

 遊覧チャーターは、約2時間弱実施されました。機内では実際にボーイング787に乗務しているパイロットによる秘話の紹介や、コックピットからフライトの解説が実施されたほか、787導入に携わった中心人物「レジェンド機長」による787導入秘話座談会の様子も機内で放映されたとのことです。

 この日の乗客数は133人。ちなみに、出発の際の駐機場は、羽田空港第2ターミナルの本館と北側にある沖止め(搭乗橋を用いずバスで搭乗するスタイルの)駐機場で、政府専用機などの停泊にも使われる「V2スポット」が選ばれています。

【了】

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