中国海軍の情報収集艦が奄美大島沖を抜け太平洋へ 防衛省・統合幕僚監部

先週、対馬沖で確認されたのとは別の情報収集艦です。

単艦で南西諸島を通過し、太平洋へ

 防衛省・統合幕僚監部は、2022年4月20日(水)午前9時頃、鹿児島県奄美大島の北西約160kmの海域において、南東進する中国海軍のドンディアオ級情報収集艦を確認したと発表しました。

Large 220421 plan 01

拡大画像

中国海軍のドンディアオ級情報収集艦(画像:統合幕僚監部)。

 同艦は、その後、奄美大島と横当島とのあいだを東進し、太平洋へ向けてこの海域を通過していったとのこと。これに対し海上自衛隊は、鹿児島県の鹿屋基地に所在する第1航空群のP-1哨戒機や、長崎県の佐世保基地を母港とする第1海上補給隊所属の補給艦「はまな」によって、所要の情報収集や警戒監視を行ったとしています。

 なお、1週間ほど前の4月11日(月)から13日(水)にかけて、長崎県の対馬沖などで確認された中国の情報収集艦も同じくドンディアオ級でしたが、防衛省・統合幕僚監部が公開した画像では艦番号が異なるため、同型の別の艦のようです。

【了】

【中国情報収集艦の動き&海自のP-1哨戒機ほか】

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。