2022年GW航空便、国際線予約が復調 ハワイでは「前年比9倍」も 国内線も昨年超え

水際対策緩和、効果はばつぐんだ!

コロナ禍以前には満たないものの

 国内航空会社各社が、2022年度ゴールデンウィーク期間(2022年4月29日~5月8日)の予約状況を公開しました。国内線の予約数はコロナ禍以前には満たないものの、前年を上回る傾向にあるほか、今年は国際線の予約数も大きく復調傾向です。

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JALとANAの旅客機(乗りものニュース編集部撮影)。

 JAL(日本航空)国内線の2022年ゴールデンウィーク期間の予約数は、前年比200%となる80万1340席。「大変好調に推移しております。方面別では、全方面で前年を大きく上回っていますが、特に、東北・北陸、関西、中国・四国、九州方面が好調に推移しています」とのこと。なお、2019年比では75%とのことです。

 またJAL国際線については、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準には達していないものの、水際対策の緩和などにより、総予約数は前年比で421%となる6万9170席に。特にハワイ線の予約数は「前年比で約9倍となっており、日によってはほぼ満席のご予約をいただくなど、久しぶりのハワイ人気復活の兆しが鮮明になっています」としています。

 一方、ANA(全日空)国内線の2022年ゴールデンウィーク期間の予約数は、前年比約147%となる78万3788人。「大都市圏中心に、まん延防止等重点措置の適用下にあった前年同時期と比較すると、予約数は146.9%となっております。一方で、本年も2019年の水準には及ばず、予約数は2019年比で58.3%となっています」とのこと。

 ANA国際線については前年比564%となる6万4896人。同社の場合ハワイ線は前年比500%弱である一方で、「アジア・北米間の接続需要が堅調に推移し、予約数・予約率ともに対前年で改善しています」とコメント。一方で「日本を含め入国規制が残っている国・地域も多く残っていることから、2019年比では2割程度と低調な水準となる」としています。

 ゴールデンウィーク期間のLCC(格安航空会社)の国内線も前年を上回る予約数となっているようで、たとえばジェットスター・ジャパンの予約数は前年比132%となる8万9025人、ピーチの予約数は前年比176%となる19万2233人とのことです。

【了】

【表】激変!JALとANAのGW予約状況&ピーク日などをイッキ見

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