JR東日本「回数券」ついに発売終了 Suicaで代替サービス提供

時代の流れでしょうか。

JR東日本、回数券発売終了

 JR東日本は2022年4月26日(火)、普通回数乗車券の発売を終了すると発表しました。

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JR東日本が回数券の発売を終了する。写真はイメージ(画像:写真AC)。

 対象はJR東日本管内完結となる全区間の普通回数券について、9月30日(金)をもって発売を終了します(有効期間満了までは利用可)。なお、身体障害者割引、知的障害者割引および通学用割引の普通回数乗車券は引き続き発売します。

 JR東日本は回数券の代替として、Suicaの「リピートポイントサービス」を挙げています。これは同一運賃区間を同一月内に10回利用すると、運賃1回分相当のJRE POINTを還元するものです。JRE POINTにSuicaを登録すると利用可能だといいます。

 在来線の普通・快速列車で使用できる普通回数乗車券は、2021年以降、JR九州やJR西日本(一部エリア)、京阪電鉄が発売を終了するなど、縮小傾向にあります。

【了】
※一部修正しました(4月26日14時57分)。

【回数券よりお得?】Suicaの代替サービス 画像で見る

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コメント

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6件のコメント

  1. 「同一月内に10回利用」が結構微妙で、実質改悪ですな

    • 仰るとおりですね。
      例えば、出社勤務が週2回以上ならリピートサービスでも問題ありませんが、週1回で済む場合は通常は4往復=8片道分しか利用しないため結局値上げに他なりません。
      並行する他社(特に京急)はこんな愚策を逆手に取って、回数券の利便性を強くアピールすべきです。
      そうされるのが嫌なら、10回を8回にしろと言いたいです。

  2. 大阪の会社みたいなことせえへんのかな?
    東海道新幹線経由で回数券とかね。
    金券ショップで売ってまっせ。

  3. 実質的な有効期間の大幅短縮を伴う、実にJR東日本らしい改悪。利用客ナメるのも大概にしろ。

  4. もしかして振替輸送も対象外になる?

    • 紙の乗車券ではなくなるから、確実にそうなるでしょう。

      一方、この振替乗車の制度って知っている人が少ないので、
      それを周知させるべきだと思います…。
      (振替が出来ないからICカードを使わないという話をすると初耳という反応が多い)