「第3の東名」厚木秦野道路 厚木・伊勢原で工事進行中 国道246号の渋滞緩和へ

急ピッチで工事が進行中です。

東名・新東名と「斜めに並行」

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伊勢原市内で建設が進む厚木秦野道路の鈴川橋(画像:国土交通省)。

 国道246号のバイパス道路「厚木秦野道路」の建設が進んでいます。

 この道路は圏央道の圏央厚木IC/JCTを起点に、伊勢原北ICを経由し、東名の秦野中井ICまでをつなぐ総延長29.1kmの高規格道路です(未開通ICはすべて仮称)。1992(平成4)年に基本ルートが決定され、1998(平成10)年から各工区で順次事業化が行われてきました。

 東名・新東名に並行する「第3の東名」として、厚木市・伊勢原市での高速道路・一般道の慢性的な渋滞を緩和する役割を果たします。それだけでなく、圏央道と東名をつなぐ海老名JCTがいまだ渋滞多発区間であるため、渋滞を忌避して国道246号を利用する車も集中しているため、その交通容量を担う意義もあります。

 2022年現在で未事業化区間は、中間部の厚木北IC~伊勢原北ICと秦野中井IC~秦野IC付近。残りの圏央厚木~厚木北、伊勢原北~秦野中井の2区間は、すでに用地買収と一部工事が進んでいます。

 4月27日に国土交通省 川崎国道事務所は、2022年度の事業概要を発表。厚木秦野道路に関しては、2工区合計で53億円の予算を執行予定で、大半の区間は用地買収や調査設計ですが、厚木地区では圏央厚木IC西側の中津川橋の橋脚設置、伊勢原地区では伊勢原大山ICの南西にある鈴川橋の橋桁設置まで進む予定だとしています。

 あわせて、未事業化区間である厚木市内の区間でも、国が資金を貸し付ける「用地国債制度」を活用し、事業化にさきがけて市が独自に用地取得を進めていくとしています。開通見込みについては、まだ発表されていません。

【了】

【「厚木秦野道路」のルートと工事状況】

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コメント

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4件のコメント

  1. 色々と名称等に誤りが多く、大丈夫でしょうか?

  2. 何処が第3なんだよ。
    単に新東名未完が原因の大渋滞迂回路だろ。
    ほんと乗り物ニュースはいい加減な記事多い。

  3. 勘違いを誘発する記事を書くな!!

  4. 新東名の伊勢原大山IC~東名の秦野中井IC間は
    県道612号上粕屋南金目線の石倉橋~東名との
    交点の三ノ宮と東名のそこから秦野中井ICまで
    ルートが重なります。
    厚木秦野道路の遺跡発掘の期間が長い上、工事費用も莫大なのでこの区間の工事を凍結し、県道612号線と東名との交点の「三ノ宮」にスマートインターを設置し、県道612号線を片側2車線にすれば、
    厚木秦野道路のそこの区間の工事費用が浮くのでは?
    新東名が全通すると、確実に東名の交通量は
    かなり減ります。遺跡発掘や工事期間や費用が
    莫大にかかるリスクの大きい部分を避けた方
    が懸命です。
    交点の「三ノ宮」にスマートインターを設置
    するには、東海大学病院の協力が不可欠です。
    東海大学病院には救急救命センターがあり、
    緊急車両はそのスマートインターを活用して
    迅速な搬送が可能となります。
    設置理由を
    「救命救急センターへの迅速な搬送」
    にすれば、国交省もNOとは言えないでしょう。
    名称も
    「伊勢原東海大学病院スマートインター」
    (伊勢原東海大HSIC)
    にすれば、医療期間の名称の入ったインター
    として全国初となるでしょう。
    (鉄道の駅では、自治医大、印旛日本医大、心臓血管センター等)