国道408号「宇都宮高根沢バイパス」4車線化 茨城~栃木のハイスペック一般道を構成

これが全て出来たら、新4号のバイパスになるかも?

宇都宮~高根沢区間が4車線化

 栃木県内の国道408号「宇都宮高根沢バイパス」の一部区間が2022年5月11日(水)10時に4車線化します。

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4車線化間近の宇都宮高根沢バイパス(画像:栃木県)。

 宇都宮高根沢バイパスは宇都宮市東部の清原地区と、北の高根沢町を結ぶ6.6km。うち宇都宮市板戸(県道宇都宮向田線)から高根沢町宝積寺(県道宇都宮那須烏山線)までの2.7kmが4車線化されます。同区間は2017年に暫定2車線で開通していました。

 なお、宇都宮高根沢バイパス起点部の野高谷交差点から今回の区間までの2.6kmでは、路面電車である芳賀・宇都宮LRTの軌道整備と合わせて立体交差事業も進められています。

 宇都宮高根沢バイパスは、常磐道の谷和原IC(茨城県つくばみらい市)から東北道の矢板IC(栃木県矢板市)までを直線的に結ぶ地域高規格道路「常総・宇都宮東部連絡道路」の一部を構成します。

 同じく常総・宇都宮東部連絡道路の一部を構成する栃木県真岡市から宇都宮市にかけての国道408号バイパス「鬼怒テクノ通り」は、一般道ながら自動車専用道と同等の交通規制で、最高速度が80km/hという高規格な道路です。宇都宮高根沢バイパスの区間と合わせて、鬼怒川東岸の工業地帯などにおける交通混雑の緩和、物流の効率化などが期待されています。

 栃木県県道整備部は宇都宮高根沢バイパスについて、引き続き未供用区間(JR宝積寺駅付近)の整備や暫定2車線区間の4車線化、主要交差点の立体化などを進めるとしています。

【了】

【4車線化区間の地図 LRT関連整備も】

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